倉敷アイビースクエア 宿泊記

今回、紹介するのは岡山県倉敷市にある

倉敷アイビースクエアです。

ホテル名称:倉敷アイビースクエア

開業年月:1974年5月 (建物自体:1889年/明治22年)

利用年月:2017年12月「平日」(1泊)

部屋タイプ:エコノミーツイン(14平米/バス無し)

料金:3620円(税込) 

予約方法:楽天トラベル

プラン名:【さき楽30】シンプルステイ♪ようこそ倉敷へ☆ 美観地区内の好立地♪/大原美術館まで徒歩3分(事前決済限定)

★チェックイン14:00~/チェックアウト~11:00
開業年を見て頂ければ分かると思いますが
このホテルは1889年に建設された倉敷紡績クラボウ)の工場を1974年に改装して
宿泊施設やレストラン、結婚式場、美術館などが入る
複合観光施設「倉敷アイビースクエア」に入るホテルです。
 
倉敷アイビースクエアという名称は複合施設の名称でもあり、ホテルの名称でもあります。
少し紛らわしいような気もします。
 
個人的に古いホテルは設備面や清掃面で残念なことが多いので避けてはいるんですが
流石に1889年となったら、それはそれで面白いのでは。と思い宿泊を決めました。
 
駅からのアクセスについては、最後に書きますね。

とても風格のあるホテルの正面玄関です。

ただし、出入口は複合施設だけあって色んな場所から入れます。

倉敷駅から行く場合、こちらの西門から敷地内を通ることになります。

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敷地内はこんな感じになってます。

先ほどの西門は案内図で左上、ホテル正面玄関は中央下に位置します。

広くて敷地内で迷いそうになりそうですが、案内が結構あるので大丈夫でした。

ホテルまでも景色が良いんです。

「倉敷アイビースクエア 館内」の画像検索結果

フロントはこんな感じ(公式HPより)昔ながらの「ザ・ホテル」って感じ。

なんか高級ホテルにも見えてくるんですが

今回は楽天のセールでエコノミーツインが3620円!

フロントでの応対も良かったので、なんだか申し訳ない気持ちになりました。

レビューにもありましたが、このホテルは2階建てでエレベーターがありません。

大きい荷物を持っていたり車椅子やベビーカーを使っている方は少し大変かも。

ただ、自分のようなリュックサック1つの人からすれば

1~2機しかないエレベーターを待つ時間が無いのは、かなり良かったです。

どこかレトロな案内看板。いいですね。

2階建てなのでコンパクトなホテルと思いきや

総客室数161とまぁまぁな規模のホテルでした。

 

部屋に入りましょう。

今回はエコノミーツインを予約しました。

観光客向けのホテルなのでツイン多めで161室中132室がツインみたいです。

今回から360度カメラによる客室内の画像を入れてみます。

画質が微妙ですが、参考程度にグリグリしてみて下さい。

部屋の鍵は、古いだけあってカードキーでは無くて鍵。

ですが、照明は差し込み式では無いので点けっぱなしで出かけることも出来ます。

ただ、鍵の定位置を決めておかないと無くしそう。

出入口周りは、こんな感じ。

イマドキのホテルでは環境保全と言う名の経費削減から

簡略化されていることも多い備品もちゃんと置いてあります。

 

続いてデスク周り。

古いホテルながらテレビは液晶で安心。

ただ、少しサイズが部屋の大きさに対して小さく

近い方のベッドからもテロップの文字が見づらかったです。

あと、細かい点ですが、リモコンが超汚かったです。

シリコン製なのでホコリが集まりやすく、こうなってしまいがちですが

軽くでも拭けば多少はよくなると思うので改善して頂きたい点ですね。

このあたりは特に言うことないですね。

ちゃんとWi-Fiにも対応しています。

廊下にルーターが数個ありましたので、電波状況も悪くありませんでした。

そして、このホテルで注意する点として

楽天トラベルなどネットで予約する場合、ネット上では喫煙ルームのみになっています。

しかし、実際には禁煙ルームもありますので

希望される方は、事前に電話なりメールでその旨を連絡する必要があります。

 

レビューに書いてありましたが、開業当時は時代的にも全室喫煙可能だったので

禁煙ルームでも染み付いたタバコが臭かったとありました。

敏感な人だと分かるのかもしれませんが、自分は廊下や室内でも一切、気になりませんでした。

ゴミ箱は少し小さめ。椅子は背もたれが無いタイプでした。

冷蔵庫はこんな感じで、ザ・ホテルにありがちな有料ドリンクは入っていません。

 

こちらはザ・ホテルって感じがする備品。

持ち帰ってもいいらしいですね。重いし、そもそも必要ありませんが。

ホテルに聖書が置いてる理由は? 提供本と持ち帰りOK ってホント!? |

ベッド横のコントローラーはこんな感じ。

10年くらい前に開業した、そこまで古くないホテルでも

場所によってはベッド周りにコンセントが無いことがありますが、

ここは後付けぽいですが、コンセントが2口ありました。有難い。

 

ラジオが聞けるみたい、レトロで良いですね。使いませんが。

手帳みたいのはメモ帳。

 

全体的に古さは感じますが、清潔感を感じるので清掃はある程度行き届いています。

が、リモコンと並んで残念だったのが

こちらの照明。結構、大きいシミが付いていました。

細かく見ると少しズレているんですね。残念。

部屋の照明もまたレトロを感じる造り。お洒落で良いですね。

そして、この部屋で面白いのが天井が斜めになっています。

エアコンはボタンの反応がイマイチでしたが、強めに押せば問題ないと思います。

窓からの景色は残念ですが望めません。

ただ、レビューによると一部の部屋からは駐車場が見えるので嫌だった。

とありましたのでマシかな。

虫が入るので窓は開けちゃいけないみたいです。

ベッド側からドアを見ます。左手にお手洗いがあります。

ドアノブに掛けられたメッセージボード。レトロを感じますね。

ドアに掲示された避難口のご案内。これまたレトロ。

ベッドでのおたばこは、堅くおことわりします。

この文章からやはり全室喫煙ルームだったことを思わせますね。

お手洗いを見ていきましょう。

 

見てわかる通りシャワーや湯舟の設備はありません。

個人的にユニットバスが好きでは無いのでコレで良いです。

アメニティもしっかり揃っています。

ちゃんとウォシュレット機能付きです。

どーでもいいですが、トイレットペーパーがダブルで関心してしまいました。

普段泊まるビジネスホテルはシングルばかりですからね。

 

そして気になったのが避難方法。

廊下に避難ロープが袋に入った状態で掛けてあって

非常口から逃げれないときは窓からロープを垂らして降りてね。ってことらしいです。

 

部屋のカーテンレールにロープを引っかける金具が設置してありました。

そもそも非常口から避難できないのにロープを取りに行けるのかという疑問が残りますが…

2階なら切迫した状況、飛び降りても死にはしないと思いますし。

 

喫煙ルームもありますので火事には気を付けて頂きたいですね。

 

施設内にレストランがあり、プランによっては夕食・朝食込みのものもあります。

が、いいお値段しますので素泊まりです。

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また、チェックイン時に優待券をいただきました。

売店や陶芸教室で割引が受けれるみたいです。

 

売店のアイビーショップではお土産の他にジュースやお酒、お菓子、おつまみも取り扱っていました。

値段は少し高めだった気がしますが。

営業時間が8時~20時と長いのは利用しやすいですね。

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部屋にお風呂はありませんが、1階に大浴場があるので其方を使います。

 

大浴場にはロッカーが無く、カゴだけだったのは不安でした。

男風呂と女風呂が天井続きになっている昔ながらの造りでした。

女性の方から賑やかな声が聞こえていましたが、男風呂はガラガラで貸切・・・

 

大浴場の写真は公式HPにも殆ど載っていないので上げたかったんですが

ロッカーが無くてiPhoneを放置するのは不安だったので撮れませんでした。

https://imgpp.ponpare.jp/images/coupons/pict/8/05/00000060580035687.jpg

(ネット上より)一応、こんな感じで広めでした。

 

大浴場は17時~24時と6時~9時で深夜は利用できません。

でも時間外でも対応できることがあるとも書かれていました。

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その他のおねがい。「従業員へのお心付はご辞退致します」だそうです。

廊下に飲料の自動販売機が設置されています。

こちらはお酒だけですが、ソフトドリンクも2機ありましたので便利です。

最初にあった廊下の画像。

ドア横にある赤色の取手のようなもの。

手すりじゃないし、何だろうなと思っていたんですが

翌朝になって分かりました。

新聞受けでした!

新聞をサービスでフロントに置いているホテルは多いですが

こうして部屋まで持ってきてくれるのは嬉しいですね。

 

本当、3620円で泊まっていいのかと思ってしまいます。

中庭には鯉が泳いでいますし。

 

というわけでチェックアウト。

チェックインが14時からで、チェックアウト11時までと長めの設定。

8時過ぎにチェックアウトしたのが勿体ない気もしますが3620円なんでね。

美観地区を通って倉敷駅まで向かいました。

倉敷駅からのアクセスですが、徒歩15分と遠いです。

ですが、道中は商店街や美観地区を通るので

見ていて楽しく気持ち的には8分くらいで着きました。

ただ、大きな荷物を持っている方や特段疲れているときは駅の近くのホテルをオススメします。

 

どうしてもアイビースクエアが良いという方は路線バスでも行けます。

倉敷駅南口(6番のりば)から発車する

下電バス天城線児島駅方面ゆき)に乗車して約8分。

市民会館前で下車してアイビースクエアまで徒歩2分くらいです。

運賃は160円で日中は概ね30分間隔で運行されています。

いずれも2017年12月現在なので詳しくは下電バスHPをご覧ください。

路線案内:天城線 | 下電バス

 

そんなわけで倉敷アイビースクエアの宿泊記をお届けしましたが、

総評として、古い建物ながら清掃もある程度行き届いていて

古臭さは感じずレトロでとてもよく感じました。

ただ、詰めが甘いというか少し気になるところがあったもの事実です。

でも価格を考えれば全く問題ありません。大満足といえます。

 

今回の3620円というのはセール価格ですが

通常でも4500円~と設備に対して破格の金額なので超オススメします。

エコノミーツイン以外にもユニットバスの付いた部屋や

ソファーの付いた部屋もあり、此方もそこまで高くありません。

 

ちなみに今回、岡山市じゃなくて倉敷に宿泊したのは

岡山駅周辺にいいホテルが見つからなかったから。

そんな方にも倉敷アイビースクエアをオススメしたいと思います。

では、

天然温泉 「大雪山の湯」スーパーホテル旭川  宿泊記

今回、紹介するのは北海道旭川市にある

スーパーホテル旭川です。

ホテル名称:スーパーホテル旭川

開業年月:2011年6月 (建物自体:1986年7月)

利用年月:2017年10月「平日」(1泊)

部屋タイプ:スタンダードルーム

料金:5600円(税込) 

予約方法:スーパーホテルHP

プラン名:早割14プラン

★チェックイン15:00~/チェックアウト~10:00
旭川駅の周辺には観光地だけあって多数のホテルがあったのですが
1番泊まりたかった旭川駅直結のJRイン旭川はなかなかいいお値段したので、
駅から離れたスーパーホテルにしました。
 

 

理由はもう1つあって、スーパーホテルではメンバー会員みたいな制度は無くて
とくとくエコ泊キャンペーン2017代わりにスタンプカードがあるんです。
2泊で次回の宿泊が1000円引きになる魔法のようなカードです。
ポイントとかよりも単純で分かりやすいので良いですよね。
今回はコレを集める為にスーパーホテルにしました。
 
駅から離れたと表記しましたが、結構離れています。徒歩15分くらいでしょうか。
たぶん実際には10分しないくらいで着くと思うんですが
信号待ちが2回あるので気持ち的にはそのぐらいかかっています。
 
ホテルの目の前には、レンガ造りの地ビール観光施設があって道路も石畳。
雰囲気はいい場所です。

(翌日の朝に撮影)

スーパーホテルの看板は黄色くて、よく目立つので場所が分かりやすい。

 

(翌朝撮影)

スーパーホテルでは鍵やカードキーは無くて

チェックインの際に発行されるレシートに記載されている

パスワードを入力すると鍵が開くようになっています。

 

スーパーホテルは何度も利用しているので慣れたもののはずなんですが

この日は疲れていたのか2,3回間違えてしまいロックされないか焦りました。

4回目で正しく入力できたみたいで無事入れましたが…

部屋はこんな感じで広くはありませんが、2011年完成の建物なのでキレイ。

少し暗めの照明がスーパーホテルのこだわりみたいです。
写真を撮る方からすると撮りづらくて仕方ないんですがね。

机回り。

様々なタイプに対応した充電器も設置されていて便利。

ティーポットはタイガー製でした。無名ブランドでは無いでいいですね。

何がいいのかよく分かりませんが。

 

冷蔵庫はやや小さめといった感じ。スーパーホテルは何処も小さめな印象です。

小物類はこのような形。

ドライヤーやティッシュ、置き時計があります。

古い昔ながらのホテルにありがちなベッドと一体化した時計は

見にくくて、時間がずれていることも多く使い物にならないので

置き時計はいいですよね。

 

ゴミ箱は燃えるゴミと燃えないゴミを分けて入れれるようになっています。

分別うんぬんかんぬんは置いておいて、ゴミ箱が大きいのは有難いです。

前日に宿泊した帯広のJRインとは違いますね…

 

写真がアレですが、デスクの下にはこんなヒーターがありました。

幼少期に北陸にいたころ、小学校の窓際にこんなのが設置されていました。

 

枕元です。コンセントは設置されておらず、代わりにUSBタップが2個ありました。

ベッドではスマホの充電などでの使用がメインなのでコンセントが無くても大丈夫ですかね。

コンセントはちゃんとデスクにありますのでご安心を。

 

ユニットバスはこのような形でスーパーホテルらしい造りです。

まぁ狭いですが、清潔感があって綺麗でした。

ベッド上にはバッグが2つ。

大きい緑色の方は羽毛布団。寒かったら使ってねって感じで置いてありました。

手前のオリジナルデザインのバッグ。見覚えがあります。

(ピントがあってない…ゴメンナサイ)

以前、島根県スーパーホテル江津駅前に宿泊したときにも

似たようなオリジナルデザインのバッグが置いてありました。

持ち帰らないでね。との紙が付いていましたが

 

旭川では

欲しかったらフロントで売ってるから買ってね。

 

とのことでした。商売上手、少し欲しくなってしまいましたが冷静になってやめました。

 

そして、このバッグがあるということは大浴場があります!

中身は大浴場へ持っていくタオルセットが入っています。

大浴場は残念なことに男女入れ替え式なので

時間を気にしないといけません。ご注意を。

 

男性は18時~20時50分23時から翌朝7時までと

女性よりもかなり長く使うことができます。

 

 

大浴場は結構狭くて2~3人が心地よく使える定員といった感じ。

また、なんにも考えずにシャワーを使うと湯舟にかかるのでご注意を…

 

翌朝は6時くらいに目が覚めたので、そのまま朝風呂へ。

無料の朝食スペースが結構混んでいたので大浴場はどうかなと思って入ると貸切でした。

ということで、サッとスマホで撮影。

見てわかる通りの狭さコンパクトさ

カランは4つありました。

朝は朝食会場でドリンクが頂けるので頂きました。

一部のホテルでは部屋へ持ち込まないように注意書きがありますが

ここは特に無かったので大丈夫かと思います。

続いて朝食です。自分は朝からあまり食べれない人なので

いつもこんな感じで絵にならず申し訳ないです…

種類は割と豊富だったと思います。

というわけでチェックアウトです。

スーパーホテルでは部屋の鍵が無いのでチェックアウトは不要で

そのまま出てしまえばOKです。これは嬉しいですね。

 

 

最後にホテル周辺の様子です。

駅から離れているだけあって繁華街では無く

ビルやマンションが並ぶ地域なので、とても静かです。

 

周辺の施設ですが、下記リンクのマップが便利なのでご覧ください。

周辺ショッピング100 マップ - ロケスマWEB 店舗検索

旭川駅には直結したイオンモールがあるので

食料品、衣料品の購入も食事も出来て便利でした。

ちなみに駅から少し歩いた百貨店は軒並み19時過ぎに閉店するのでご注意を。

 

 

ということで、スーパーホテル旭川を見ていきました。

総評としては概ね満足できました。

駅から離れているのと大浴場が男女入れ替え式なのが少しデメリットかなと思います。

改善して欲しいなと思うところは無かったので好印象です。

 

www.superhotel.co.jp